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No.160329 |
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火星研-〇五式ロケット
hML-05 Rocket "Nautilus" |
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【概要】
多段式モデルロケット
【機体名】
火星研 〇五式/hML-05 "Nautilus"
<Main Stage>
H : 500mm
Wt : 133g (wo. engine)
engine : B6-2
<Booster Stage>
BST-a
H : 122mm (135mm)
Wt : 55g (wo.engine)
engine : C11-0
<Parachute>
: D=500mm
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ブースターとの接続は、〇四式と同様、切断したメインチューブを
利用しようと思ったが、仕様を変更 |
ピストンは、内部に突き出したボルトの上に収まる構造 |
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ブースターエンジンには、直径24oのC11型エンジンを採用
マウンターにちょうどよいものを発見 |
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<簡易空力試験>
(1) ブースターなし
(2) ブースターA型/フィン有
(3) ブースターB型/フィン無し
(4) ブースターB型/フィン無し/ノーズコーン部に20gの重りを設置
【結果〕
(1)(2)において、機体は風に対して良好な姿勢維持を示した
(3)(4)ではやや不安定となるものの、機体が回転することはなかった
(4)では重心位置を前方に移動させたものの、(3)と比べて性能が明らかに向上した
とは言えない程度であった
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ピストンの動作をスムーズにするため、エアダクト孔を設けた
また、内部的な詰まりを抑制するため、ショックコードは穴に結ぶだけ、という
簡略化を図った |
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<Flight Test 01>
<Ground camera view>
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<Handy camera view>
ブースター分離
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≪ 考 察 ≫ |
〇四式より改善された点
・ ブースター推力の向上
・ ブースター分離メカニズムの向上
・ 飛行の安定化
前回の実験により課題となった、ブースターステージの能力向上はほぼ達成された。
課題
・ ストリーマーの放出・展開
・ パラシュートの放出・展開
パラシュートが放出しなかった原因としては、内部でパラシュートが圧縮・変形し詰まってしまった
ということが考えられる。
これについては、内部にスティック状の放出補助装置を設けることで改善するように思われる。
(割りばしをショックコードにくくりつけておくなど)
やはり〇三式から問題となってきたブースターとノーズコーンの固定強度の関係
というものが、この多段式における最大の障壁となっているように思われる。
改善策としては、ブースターステージを外部ユニット化し、本体エンジンとの間に連続性を持たせない
ようにする、などが考えられる。 (シャトル打ち上げ用ロケットのような形状)
計画上、ロケット開発期間を三か月間(今月一杯まで)と定めていたため、機体制作は一旦停止。
〇五式と平行して制作した〇六式は、改めて打ち上げ実験を行う。
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