No.160406
火星研-〇六式ロケット
hML-06 Rocket "cofeebeat"







【概要】
 多段式モデルロケット

【機体名】
 火星研 〇六式/hML-06 "cofeebeat"  


<main engine>
A3-4T
     powder:4.9g / D:13mm L:44mm / 7.6g (INT)
     Total Impulse : 2.5Ns/Max Thrust : 6.8N/Average : 3N
     Max Lift Wt. : 57g
     Duration : 0.6sec / Time Delay : 4sec

<booster engine>
A10-0T
     powder:4.0g / D:13mm L:44mm / 6.7g (INT)
     Total Impulse : 2.5Ns/Max Thrust : 13.0N/Average : 10N
     Max Lift Wt. : 142g
     Duration : 0.8sec / Time Delay : 0sec






<機体制作>








これまでに余ってしまったミニエンジンを利用するための機体を作成
メインチューブには上の素材を採用








フタ嵌合部を利用してブースターステージの接続をすることに








エンジンマウンター制作











































バルサからフィンを切り出し













































<Flight Test 01>










<Handy camera view>











ブースターステージ点火








ランチロッドクリア








ブースター分離








パラシュート展開








降下姿勢良好








軟着陸成功













































≪ 考 察 ≫

〇三式から続く一連の多段式ロケットのうち、最も成功した実験となったと言える


機体質量を小さく出来た
 ⇒ 発射−分離−パラシュート放出 に至るメカニズムの中で
    ノイズとなっていた要因を小さく出来た

 ⇒ 第一エンジンの燃焼が終了し、第二エンジン点火〜推力が上昇する間に
    機体が分解してしまうという現象が解消された



前回の〇五式が、これまでのロケット制作の集大成と言うべき機体であったが、
余りもので作った副産物という機体(〇六式)が、最も良い結果を残してくれた


当実験の成功を以って一連のロケット実験を終了といたします







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